真庭剣道連盟会員の皆様へ

_________________________真 庭 剣 道 連 盟
_________________________会長 宮 本 謙 治

 諸先生方を始め、少年少女剣士の皆様には新型コロナウイルス感染症拡大防止の要請に応え、大好きな剣道を自ら自粛して体調管理にも腐心をされていることと思います。
 しかし、この状況下で自粛している時にこそ稽古方法等についても色々と考えてみては如何でしょうか。稽古には、基本稽古・互角稽古・引き立て稽古・試合稽古・ひとり稽古・見取り稽古等の多くの稽古方法がありますが、この機に稽古ができ上達する方法は、ひとり稽古ではないでしょうか。
 ひとり稽古とは、鏡に映した自分の姿や想定した相手に対して気迫・気力を想定して実践的に攻防や打突動作を行う稽古方法です。皆様のお庭等で一人黙々と竹刀(木刀)を持って実行してみてください。必ず何か今までとは違う(強くなって)感じがしてくるものと思います。
 おわりに皆様方のご健康を願い、新型コロナウイルス感染が早く終息して緊急事態宣言が解除され、再び剣道を愛する皆様方とご一緒に早く稽古ができますように願っております。