____________________________真庭剣道連盟
____________________________会長 市 敏之
あけましておめでとうございます。
真庭剣道連盟の皆様にはお健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。また、日頃は本連盟の活動に多大なるお力添えを賜り、厚く御礼を申し上げます。
国内で新型コロナウイルスの感染が初めて確認されてから3年が経ちますが、いまだ感染拡大の終息にめどが立たない状況です。昨年は、県下でもコロナ感染に細心の注意を払いながらも、ようやく大会が開催されるようになり、本連盟においても大会や段級審査会などが事業計画に沿って開催することができました。これも、会員皆様一人ひとりが、ガイドラインを遵守して感染予防に留意した行動をとって頂いたお陰と、心から感謝を申し上げる次第です。
さて、昨年末はサッカーワールドカップでの日本代表の活躍に心を打たれ勇気づけられた人も多いと思います。強豪国に勝利した内容だけでなく、日本チー ムが使用したロッカールームは、毎試合きれいに整理整頓され、テーブルには折り鶴と共に「ありがとう」の置手紙が残されていたこと、選手だけでなく試合後にはゴミ拾いをし、敗れた後も応援席をきれいに清掃するサポーターの姿があり、敗戦後、スタンドに向かって深々とお辞儀をした森保監督の姿など、日本人の礼儀正しさが全世界に発信されて、その行為は世界中から賞賛されました。
「サムライブルー」と言われる所以は、全てがまさに「礼に始まり礼に終わる」という剣道の教えではなかったでしょうか。剣道を愛する私たちも剣道を通じて、世界中の人々を感動させた日本人の心や文化の伝統を大切に継承していきたいと感じています。
子どもたちの剣道人口の減少、さらには今後の中学校の部活のあり方など真庭剣道連盟の将来にも大きな影響が出てくるものと危惧するところです。ぜひ多くの会員の皆様に本連盟の諸行事に参加していただき、真庭の剣道をさらに発展させていただきたいと思います。
最後に、本年の皆様のご健勝とご活躍を祈念し、新年のご挨拶といたします。