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 真庭市は、岡山の県北部で、中国山地のほぼ中央に位置しており、北は鳥取県に接し、東西に約30km、南北に約50kmの広がりがあります。総面積では岡山県下で最も大きな自治体であり、中国縦貫道や岡山道に、久世、落合、北房、湯原 インターチェンジなどがあります。交通の便もよく、多くの観光資源や特産品にも恵まれている地域です。

 しかし、一方では、このような山間部での大きな自然災害では、各所での交通や電力の寸断が発生し、更には山間地の状況下では通常の情報通信を維持することは大変に困難で、自然災害時でも情報通信のネットワークが絶えない工夫と備えが最も重要な課題でもあります。

 真庭非常無線通信協議会では、レピーター(山上などに設置された広域中継拠点)、APRS&デジピーター(個々の無線局自体のデジタル中継機能やMAP表示機能)、WiRES X (個々の無線機と公衆回線を接続するデジタルネットワーク) などの常時運用の維持管理に努め、大自然災害の発生時にはその資格を活かして多くのアマチア無線家の皆さんに地域自主防災活動にご貢献いただけるよう期待しております。

 また、令和3年3月10日以降、電波法施行規則等の関係省令や告示等の改正が行われ、平時に於いてもアマチュア無線の社会貢献活動が広く認められるようになりました。昨今、何かと地域の自主防災や地域貢献活動などが話題となるなかで、今後の活動が期待されます。