非常通信の為のロールコール (Team7043)

 9月5日(日) Team7043 の非常通信の訓練が全国的に行われます。全体的には、多岐にわたる 周波数帯、電波型式、VOIP通信、SNS などで行われますが、「真協」は、VOIP WiRES X での訓練参加とし、#22281 の社団局ルームで、10:00 ~ 12:00 まで オペレーター待機を予定しています。通信圏移動局では、430.96 MHz DG-ID:00 となります。
 どなたでも、そして、声かけ形式にはこだわりませんので、是非、設備点検を兼ねて、ひと声のお声掛けをお待ちしております。

>>> 訓練スケジュール

アマ無線の「非常通信」について

【関連省令・告示後の総務省の考え方】
 非常通信の制度に変更はありません。非常通信(電波法第52条第4号)は、総務省「アマチュア局による非常通信の考え方」のとおり、非常通信に該当するかどうかは免許人の判断により柔軟に行えることとしておりますが、非常通信の性格から有線通信(携帯電話等も含む。)を利用することが著しく困難であるときなどの制約がありました。
 今般、社会貢献活動等によるアマチュア無線の活用ができることとなったことから、非常通信であるかどうかにかかわらず、非常災害時(事前・直前準備、訓練含む。)から災害復旧時まで、継ぎ目のない支援がアマチュア無線により行うことが可能となりました。これにより、防災ボランティア活動によるアマチュア無線の活用がよりいっそう進むことが期待されております。
 アマチュア無線の社会貢献活動等の範囲内の運用であれば、非常通信の報告(電波法第80条第1項)についても不要となります。(総務省電波利用ホームページ抜粋)

令和3年3月10日付官報 関連省令・告示

アマチュア無線の社会貢献活動での活用と小中学生のアマチュア無線の体験機会拡大の制度の見直しが3月10日から実施!

 令和3年3月10日に電波法施行規則等の関係省令や告示等の改正が公布・施行され、アマチュア無線の社会貢献活動での活用や、小中学生のアマチュア無線の体験機会拡大について制度の見直しが行われました。
 すでにJARL NEWS2021年冬号やJARL Web等でもお知らせしておりますとおり、この見直しは昨年10月にJARLとJARDが共同で総務省へ提出した要望書を踏まえたもので、今後、より一層、アマチュア無線の活用の場が広まるとともに、親子や学校での体験機会拡大を通じてのアマチュア無線普及に繋がることが期待されます。
 今後、JARLとしては非常災害時等のボラティア活動や、国や地方公共団体等の施策で共助を背景とする地域における活動等において、アマチュア無線を身近なくらしの中で活用し、アマチュア無線の地位向上を図るとともに、地域社会に貢献できるように努めて参ります。 (JARL 2021 News より抜粋)

->地域貢献活動の具体的な事例

全国非常通信訓練 (Team 7043)

 3月7日(日) 10:00 ~ 12:00 まで、Team7043 の非常通信の訓練が全国的に行われます。全体的には、多岐にわたる 周波数帯、電波型式、VOIP通信、SNS などで行われますが、「真協」は、VOIP WiRES X での訓練参加とし、#22281 の社団局ルームで、オペレーター待機を予定しています。通信圏移動局では、430.96 MHz DG-ID:00 となります。
 どなたでも、そして、声かけ形式にはこだわりませんので、是非、設備点検を兼ねて、ひと声のお声掛けをお待ちしております。

>>> 訓練スケジュール

アマチュア無線の地域貢献活動

 JARLメールマガジンの (2020/11/05) に、掲記の件についての法改正の整備が予定されている旨の記事が掲載されましたのでお知らせします。

 現状のアマチュア無線 (以降アマ無線と表記) の地域貢献活動は、法に定める目的外通信の制約などで、大災害の非常時でさえも他に公的通信手段の無い場合に限られ、また、公的通信が復旧した後は被災下の現状の如何に関わらず、非常通信から撤収しなければならないなど大きな制約があります。

 今回、総務省はアマ無線に係る制度整備を行うため、電波法関係省令及び告示等の改正案が作成されましたが、この新たな法整備の内容を要約すると以下のとおりです。

(1) 非常災害時等のボランティア活動や国や地方公共団体等の施策で共助を背景とする地域における活動等について、アマ無線を身近な暮らしの中で活用できるよう定義を明確化し、電波の有効利用及びアマ無線の地位向上を図るとともに、地域社会に貢献できるようにする制度改正です。

(2) 小中学生のアマ無線の体験機会の拡大については、本年4月にアマ無線体験局が制度化されましたが、更に人材の裾野を広げていくため、無資格の小中学生が家庭等や学校において、有資格者の指揮・立ち会いの下、電波の利活用の可能性や楽しさを身近な暮らしの中で体験できるようにする制度改正です。

 以上の内容で法整備が改められますと、日本も欧米並にアマ無線の地域貢献活動の広がりとともに、アマ無線の地位向上や有資格者の増加などが期待できるものと思われます。

非常通信訓練の中止について

 本日のTeam7043による非常通信の訓練は空前規模の台風10号の接近にともない中止となりました。台風にかかる地域においては、何よりも人命第一とし、引き続き情報共有や傍受体制などを図ってください。